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正規留学 理想と現実 心のコントロール法

海外の大学で学びたい。社会人を経験し、キャリアアップに正規留学に来た。日本の大学との進め方の違いや、久々の勉強についていけていない感あり・・・そんなときの心のコントロール法をお伝えします。

まず、理想と現実を可視化してみましょう。留学前はどんな理想を描いていましたか?現実は?あなたの心の状態はどうでしょう?ヨギが考えつく、理想、現実、心の状態を書き出してみました。

  • 理想
  1. 英語を使用しながら、授業に積極的に参加している。
  2. スムーズに学生生活にとけこむ。
  3. 将来のキャリアにつながる勉強をしている。
  • 現実
  1. クラスの中での英語力は中の下。授業の中で理解できない点もある。 
  2. 限られた費用での家探しで、勉強に集中できる環境ではない。
  3. 今後、このまま海外で就職するか、日本に帰るか、将来が不安。
  • 心の状態
  1. 毎度のことながら、英語力の低さに落ち込む。 
  2. 住宅事情、フラットメイトとの関係など、学業以外で気になることがある。
  3. 将来について不安になる。 

皆さん、一人ひとり状況は違うかとおもいます。

でも、一度きりの正規留学生活を、充実したものにするために、具体的に私が過去に戻って、自分にアドバイスするならというテーマで、書きすすめました。

もし、興味があれば読み進めてください。そして少しでも、留学している今を楽しんでください!!

目次

過去の自分へのアドバイス

かれこれ留学自体は4回目となり、そこまで留学に期待していなかったヨギ。「まぁしょうがないか」精神は身についていたが、多少は悩んだり、落ち込んだりして、無駄に時間を使っていたので、その点について自分へアドバイス。

過去の自分と比較しよう。ー正規留学前の自分

 ヨギが通った大学院は1年で卒業できるものでした。入学に必要なIELTSは6.5ですが、毎年学生の英語力にばらつきがあるとのことで、学校側が、週1回土曜日に英語の補修授業を用意してくれていました。初日に英語のテストがあり、ヨギは英語の補習授業に参加することに。クラスで半分ぐらいの人が参加していましたが、メンバーは大体アジア人。トルコ人やロシア人はいましたが、ヨーロッパ語を母国語とする留学生はあまりいませんでした。

 半年以内のグループワークは、英語できる組と英語ができない組に別れておこないました。英語ができない組の中で、グループに分かれ、頑張ってディスカッションをして、プレゼンをするのですが、やはり、クラス全体での発表となると、語学のレベルの違いが、最終成果にも反映されます。この辺はしょうがないのですが、非ネイティブ同士、お互いがの言いたいことがうまく伝わらず(それぞれアクセントもあり、課題のとらえ方も違ったりして)イライラしてしまうこともありました。それでいて、限られた時間内にグループの成果物をプレゼンしなければいけない。

 半年後からは、グループ分けは、英語力にかかわらずランダムにグループを作ることになったのですが、ここでも問題が。英語ができる人と一緒になると、自分の考えが正しいと思っていても、説得力があるように伝わらず、うまくしゃべれる人の意見に流されて結論が決まってしまう。自分の勉強のため、発表者としてプレゼンをしたいとは言い、練習はするものの、言い回し等々友人に助けてもらってばかり。結局のところ、彼女がプレゼンしたほうが、説得力のあるよいプレゼンになるのではないか。なんて、考えすぎたり悩んでしまうこともありました。

 過去のヨギに言いたいです。あなたのクラス、ほぼみんなネイティブじゃないんです(アメリカ人が1人のみ)。大なり小なりみんな間違えるんです。だからあなたも大丈夫。他人や自分にイライラしたり、他人と比較して落ち込んだりしている暇があるなら、過去の自分と現在の自分を比較しましょう。初めて自分のアクセントのくせがわかったり、相手のアクセント付きの英語を予想したり、英語ができる人のグループの中あえて、発表者になろうとチャレンジしたり。今まで経験したことのないことを毎日やっています。その分過去の自分と比べたら、ずいぶん成長していますよ。もっと自信を持って。

今日嬉しかったことを思い出そう。ー正規留学の日常

 家は2人でのシェアなのに、いつもフラットメイトのボーイフレンドが来ていて、常時3人でフラットメイトをシェアしている状態。しょうがないんだが、なんだかなーと思っていた。ある時フラットメイトのボーイフレンド含め、一緒にご飯を食べる機会があった。よく話してみると、意外と楽しい。出身はオランダ領キュラソー島らしい。その島の手料理を振舞ってくれた。実は日本で活躍しているキュラソー出身の野球選手(ウラディミール・バレンティン選手)のことを、島では”ココ”と呼んでいるらしいことを聞く。

 オランダに雪が降った、あたり一面銀世界。おまけに公園にある池も凍ったので、初めて池の”上”を歩いてみた。オランダの子供たちははアイスホッケーなどをしていた。

 インドネシアの料理をご馳走になったり、日本料理を作ったりして、異文化交流をした。

 ギリシャ人と一緒に勉強すると、ギリシャコーヒーが楽しめたり。授業の合間の休憩時間に、悩みを聞いてもらったり、取り留めない話をしたり。

 一人で図書館にこもりっきりでも、何か食べ物を買いに行ったり、軽く運動がてら歩いていると、クラスメイトの誰かしらと会う。

 その日達成したことを思い出す。友達と一緒に勉強した。ジムに行った。

 夜寝る前に、あったかい飲み物を飲みながら、今日嬉しかったことを思い出そう。ウキウキしたことを思い出すと、明日からまた頑張れる力がわいてきます。

今にフォーカスしよう。ー正規留学している今この瞬間

久しぶりの学生生活、なかなか集中して勉強する習慣に慣れない。1年の大学院だったので、結構課題がバンバンでる。事前に読まなければいけない本、目を通したが、あんまりわかってなかったりする。

 授業の課題で手一杯だが、学校が始まって、4か月目で、どうやって仕事を探すかという授業があった。先輩とつながったり、インターンをして、卒業後の進路を今の内から見据えて行動せよという、大学からのメッセージだ。(大学としても、卒業後3か月以内に何パーセントの学生が就職しているかは大きなKPIになっている。)

 インターンに応募し、採用されるも、卒論とインターンと学生生活の両立に疲れたり、将来どこで働こう(日本?オランダ?)と悩んでましたね。

 過去の自分に言いたい。あなたが忙しすぎて不満を言ったり、将来について不安がったりしていても、1年はあっという間です。今のところ学生に戻る気はないので、たぶんその大学院があなたのちゃんとした最後の学生生活ですよ。楽しみなさい。卒業数か月前から、日本行きの航空券を予約して、日本に帰るつもりだったけれども、タイミングよく偶然がかさなり、オランダに戻って仕事をしていますよ。専門分野をきちんといかせてはいませんが、まあまあ楽しいので、そういう人生もありかなと思っています。

「今にココにフォーカス:ヨガ的考え方」

 ヨガでは、エネルギーを整えるという考え方があります。エネルギーの通り道のことを「ナディ」といい、体の左側には、月・女性のエネルギーである「イダナディ」があり、体の右側には、太陽・男性のエネルギーである「ピンガラナディ」があります。

 朝、今日一日頑張りたい!太陽のエネルギーが欲しいときは、ヘッドスタンドをして見るのはどうでしょう。血行も促進され、熱いエネルギーがわいてきますよ。難しければ、下向きの犬のポーズで、片足をあげてみましょう。体がじんわりあったまってきます。

逆に図書館にこもりっきりで、疲れている。でも頭がさえていて、から元気のようでなんだか寝付けない。そんな時は、ショルダースタンドをしてみてはどうでしょう。月のエネルギーの力を借りて、なんだか心が落ち着きますよ。

まとめ

正規留学中に、落ち込んでしまったら、まず心を整えましょう。

  • 過去の自分と比較する
  • 今日嬉しかったことを思い出す
  • 今にフォーカスする 

新しいエネルギーがわいてきて、また明日も頑張れます。陰ながら応援しています。頑張って。

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