オランダで住所が決まり(オランダ家探し!ロッテルダムで家探しは記事にしています。)、次は、銀行口座開設!でもどの銀行にしよう?そんなお悩みを解決します。この記事では、オランダの銀行を比較し、ヨギが実際に使用している銀行、金融サービスについて紹介します。
目次
オランダの銀行口座概要
オランダに実店舗がある銀行は、口座維持費がかかります。また、口座番号もIBAN番号(口座番号で、銀行間の送金に使用するもの)なので、これではオンライン決済(クレジットカード決済)はできません。その代わり、オランダではIDEAL(オランダ国内で使用されているオンライン決済システム)が普及しており、オランダ国内で、オンライン決済する場合は問題ありません。
ただし、飛行機を予約したい場合、海外のホテルを予約したい場合は、使えないことがあります。オランダ生活を始めた当初は、日本のクレジットカードを使っていました。でもそうすると為替手数料がかかります。日本の銀行であれば、デビッドカードに、VISAが付随しており、16桁の数字が書かれているでしょう。ここが不便に感じました。現在では、その解決策としてCrypto.ComのDebitカードを併用しています。Crypto.comのDebitカードの説明は後ほど。
オランダ実店舗のある銀行比較
まず初めに、オランダに支店(実店舗)がある銀行から比較をします。まず、日本と違って、オランダでは口座を維持するのにお金がかかります。
ING銀行
ING銀行は手数料が3つの銀行の中で一番安いです。「OranjePakket met korting」Google の自動翻訳「OrangePackage with a discount」というプランで月1.55ユーロかかります。こちらは、名前の通り、「OrangePackage (月1.95EUR)」に、割引がついたもので、主に現金を使用しないもしくは、ほとんど使用しない人向けの割引になります。そのため、ATMでの現金引き出し手数料が発生します。
実はヨギも最近まで「OrangePackage 」で月1.95ユーロ支払っていたのですが、この記事を書くためにINGのサイトでプランを確認し、「OrangePackage with a discount」があることを知りました!ついては、早速変更しました。ここ1年ほど、全く現金を使用していないので、これから年間で4.8ユーロお得になります。この記事に感謝です。
クレジットカード手数料は、年18.6ユーロかかるようです。ヨギがオランダで仕事を見つけ、クレジットカードをオンラインで申請した際、審査に合格せず断られました。。。定期的な収入とかを見ているのでしょうか。。。そこで、ヨギは後ほど紹介する他社のデビットカードを、IDEAL(オランダ国内で使用されているオンライン決済)が使えないオンライン決済に使用しています。
長くなりましたが、ING銀行は、手数料が一番安いので、オランダの銀行口座があれば良い!という方に、お勧めです。
ABN-amro銀行
2番目は、最近まで使用していたABN-amro銀行です。こちらの基本プランは、1.95 EUR/月です。大手投資銀行なので、日本人にはこちらの方が馴染みがあるかもしれません。ただこちらは口座開設に、予約をしなければならず、敷居はING銀行より高いです。日本人の駐在員さんが赴任してきて契約するのは、ほぼABN-amro銀行なので、信頼も厚いのでしょう。私は、大学院入学時にまだBSN番号(オランダの個人識別番号)がなく、断られました。社会人になってから、住宅ローンを組む際にABNを使っている人が多かったので、申し込んでみました。別途費用もかかりますが、株式投資などのオプションもあり、2年ほど使用していましたが、ING銀行でも口座を持っていたので、今年口座解約いたしました。こちらは、色々な金融サービスも行いたい人にお勧めです。
RABObank
3番目は、RABObankです。こちらは、ヨギは使用したことがありません。ウェブサイト上の情報になりますが、クレジットカードも申し込みたい場合は、ABN-amro銀行よりも、費用が抑えられるようです。だたし、ウエブサイトに英語版がなく、外国人には使いづらい印象。オランダ語を勉強しつつ口座解説を頑張る!というユニークな人向けかもしれません。
まとめ
オランダに、来たばかりでとりあえず実店舗がある銀行で、口座開設したい場合は、手数料の一番安いING銀行をお勧めします。学生さんは、全て無料のようなので特に気にしなくても良いでしょう。
ネット銀行
オランダでは、ネット銀行も市民権を得ています。利点は、簡単に口座が開けるという点。Bunq銀行は、5分以内に口座取得!とHP上に謳い文句がありました。ヨギは、使用したことがないですが、Web上の手数料を比較してみました。Bunqの口座維持手数料は、オランダに実店舗のある銀行よりも高く設定されています。N26は口座維持費が無料のようですが、無料のプランだと、物理的なカードが欲しい場合、10ユーロを支払い配達してもらう必要があるそうです。
金融サービス
WiseとCrypto.comは銀行ではないですが、決済の金融サービス等が利用できます。銀行ではないので、この会社が倒産した際、預けているお金は受け取れないことになります。
それでもヨギは、便利でお得なためよく使用しています。
Wise Debit Card
Transfer Wise でお馴染みだったのこの会社。名前が変わってWiseになったようです。ヨギはイギリスのワーホリ時代から使っていました。送金手数料が店舗のある銀行よりとても安く、例えば1000EURを日本に送金したい場合、手数料は6.93EURです(2021年9月19日現在)。また、デビットカードはApplePayにも対応しています。ヨギは、ING銀行のカードや、下記に紹介するCrypto.comのデビットカードが使用できない保険として持っています。1回使えるか試しましたが、オランダのスーパーで問題なく使用できました。
Crypto.Com Debit Card
Crypto.Com は支払いサービスと、仮想通貨の取引等を提供している会社です。デビットカード(VISA)も発行しており仮想通貨を持っている人は、仮想通貨をチャージして、支払いに使えますし、銀行送金で、デビットカードにチャージして支払いができます。
Midnight Blueというカードだと、支払い総額の1%がCROという仮想通貨で受け取れ、仮想通貨に少しでも投資がしたい人にはお勧めです。また受け取ったCROをUSD Coin等(Crypt.comプラットフォームでデビットカードにチャージすることのできる仮想通貨)に替えて、デビットカードにチャージし、支払いに使うことができます(最低交換金額以上であれば)。
ヨギは、何を思ったか、4000ドル(3500ユーロ)のCROをStakeしているので、都度の支払いに3%のCROを受け取っています。家賃の支払いや、スーパーの買い物など、VISAが使える店舗であれば問題なく使用できます。ただたまに、オランダの土曜日のマーケットや、古い機械が置いてあるスーパーなどで、VISAカードが使用できない店舗では使えません。ヨギはその場合ING銀行のデビッドカードで対応しています。CROの価格がどうなるか分かりませんが、どうせ家賃も支払いをしないといけないので、ポイント程度に思っています。
日本では、クレジットカードを使用しており、買い物をするとポイントがもらえたりしていました。オランダではING銀行のデビットカードで支払いをしても、何もお得なことはないので、支出はほぼ全てCrypto.com のカードで行っています。
もし興味がある方は、Crypto.comの公式サイトで確認してください。もし、Ruby Steelカード以上のカードを申請する場合、下記の照会リンクから申し込みをしていただくと、ヨギと、申請した方双方とも25ドル程度CROでもらえるそうです。ヨギはこの会社をYoutubeで知ったので、仮想通貨のYoutuberの方の照会リンクを使用して、Royal Greenのカードを申請したので25ドル程度CROいただきました。興味がある方は、Youtubeを検索してみてください。英語の勉強になって一石二鳥です。くれぐれも投資は自己責任でお願いします。
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終わりに
オランダに4年住んでみて、実店舗のある銀行は手数料の面からもING銀行がお勧めです。また、ING銀行でもクレジットカードを使用すると費用がかかってしまうので、クレジットカード払いしかないオンライン決済をする場合(航空券や外国のホテルの予約など)は、無料で発行可能なデビッドカードを使用することをお勧めします。手数料も年単位になると、結構な支出ですから。
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ヨギがオランダで使用しているカード
- ING銀行
- Wiseデビッドカード
- Crypto.comデビットカード
この3つを使用してオランダ生活を行っています。