You are currently viewing オランダで家探し!ロッテルダム!留学生向け体験談

オランダで家探し!ロッテルダム!留学生向け体験談

オランダでは、コロナ禍もようやく落ち着いてきて、段々と普段の生活へ戻ってきました。大学も再開されたようです。最近とあることから、オランダへの留学生さんと連絡を取ることがありました。やはり家探しは難航しているよう。私も留学当初は家探しに苦労したので、その経験を踏まえ、この記事では、オランダの住宅事情、特にロッテルダムでの学生さん向け家探しについて、書きたいと思います。

目次

オランダの家探しの大変さ

無事に大学に合格し、または、交換留学の条件をクリアしオランダへ渡航後の最初の難関は、なんといっても家探し。まず最初に、オランダの住宅事情はとても厳しいです。特にオランダの住宅市場は、平均的な給与所得者では手が出ないほど。外国人向けのニュースサイトで詳しく書かれていますので、興味のある方はどうぞ> I am Expat news オランダは先進国の中でも、人口増加の国。それに相まって、住宅人気も加速しています。オランダ人は、大学卒業後すぐ、家を購入。家の価格は年々増加しています。周りのEU出身の外国人、中国人も、こぞって購入する家を探しているのが現状です。日本のように家の価格が下がり、家の購入は負債と言われる国とは、まあ正反対。住宅市場は活気があるご様子。

この住宅市場に代表されるように、賃貸市場も、借り手が貸し手を大幅に上回る状態。3ヶ月探して家が見つからないのも珍しくありません。まず、一般的にどこで賃貸物件を探すかをご紹介します。Funda/Parariusはオランダで有名な賃貸検索サイトです。今は英語にも対応していて、探しやすくなっています。私も使用してみましたが、結局オランダで6回引っ越した私は、一度もこのサイトから物件を見つけられませんでした。Facebookのグループやクチコミは、1回ご縁があり、引っ越すことができました。こちらは、後ほどヨギの体験談でお話しします。

ちなみに、この記事では、学生さん向けにオランダの家探しをヨギの体験談も交えて書いていますが、オランダで中長期にレンタルを考えている方向けに、ヨギが今住んでいるアパートについても記事にしています。「DIYで節約」興味があれば読んでみて下さい。

大手住宅検索サイト

留学生向け賃貸物件・寮

では、留学生向けの物件はどうかというと。こちらも想像通り、倍率が高く、なかなか決まりません。さらに、ヨギが体験したところでは、留学生が現地学生の2倍近い値段を払っていたような感覚です。貸し手としても、相場がわからない留学生で、なお卒業後は帰ってしまう学生は、現地の学生よりも、扱いやすいのでしょう。あえて、留学生を希望している物件も見かけました。その反対に、フェイスブックなどでは、Dutch onlyと書かれた投稿(こちら、大家さんからの投稿ではなく、オランダ人ルームメイトが、一緒に住むルームメイトを探すという投稿)も見かけました。

詐欺が横行しているので、現地に入ってから住居を決めるのをお勧めしていますが、スチューデントホテルなどで、オランダ入国前に決めてきた留学生もいました。その場合、家賃は現地の学生が払っている2倍程度ぐらいかかっているような感覚でした。ジムや自習室もアコモデーション内にあるので、良し悪しはなんとも言えません。学生同士で、家賃も払えるだけの経済力があり、同じレベルのお友達を作るには最適だと思います。また、大学の中にある寮なども、オランダへ入国前に決めても問題ないかと思います。こちらも、入学要件が直近になってしまった方や、予算をオーバーしてしまう方には厳しいかもしれません。

ちなみに、ロッテルダムには、有名な建築物がたくさんあります。上記の黄色いキューブ型の建物は、ユースホステル、Stayokey Hotel Rotterdam です。ユースホステルに1ヶ月滞在し、大学が始まってからも家探しに奔走する学生も見かけました。

ヨギの家探し体験談 in Rotterdam

では、実際にヨギがロッテルダムで体験した家探しをご紹介します。2017年のことになり、完全に私の体験談なので、参考程度に読んでください。

まず、大学に留学する前は、イギリスでワーキングホリデーをしていました。なので、オランダのロッテルダムがどんなところかは、大学が決まってから一度下見をしました。家探しが大変だという噂は聞いていましたが、ロンドンでも大変だったので、なんとかなるだろうと思い、とりあえず1ヶ月Housing Anywereというサイトを使い、授業開始の1ヶ月前にロッテルダムへ引っ越しました。

上記の写真は、最初の1ヶ月、Rotterdamの北の方Duizendschoonstraatに1ヶ月滞在した時のリビングルーム。このお家は、Housing Anywereでロンドンから契約しました(住居登録は不可)。先払いに少し抵抗はあったものの、このサイトによると、入居後、24時間以内にオーナーに支払われるとのことで、詐欺ではないだろうと思ったのも決め手の一つです。

基本的には良いと思った物件にメッセージを送っても良い反応はなかったのですが、この物件は、ちょうど学生さんが夏休みで部屋を開ける期間と私が探している期間が一致し、また彼女の高校の頃のルームメイトが、日本人だったので私を気に入ってくれたことで、契約できました。といっても、1ヶ月350ユーロ、+housinganywereの手数料87ユーロでした。本人とは、一度も会えずじまいでしたが、1ヶ月の滞在では、他の医学を学ぶオランダ人2人とハウスシェアをしました。

その後、家探しを継続したのですが、なかなか決まりませんでした。クラスメイトは、Holland2stayの抽選にあたり、運よく住居が決まったり。そうこうしているうちに、ダメもとで電話をして空きがないか聞いたことのある、SSHという学生向け賃貸物件を扱う会社から、連絡がきました。なんと、2人シェアのフラットの1人が、出て行くので、部屋が開くとのこと。突然のことなので、すぐ入居できる人を探しているとのことでした。内見をし、若干の不安はあったもののそこに決めました(住居登録可能物件)。後で、フラットメイトにどうして前の住人は出ていったのかを聞くと、何も言わずに出て行ったとのこと。前の住人は中華系オランダ人だったそうで、私もアジア人なので、どんな子か心配だったとのこと。

が、住んでみて、前入居者が出て行った理由もわからなくないかなーと思うことが。シェア相手は、オランダ領キュラソー島出身の女の子だったのですが、その子の彼氏はずっと彼女の家におり、実質3人でフラットをシェア状態。光熱水費も3人分、入居人は同性のはずの契約でしたが、、、、。衛生感覚は、普通の日本人と違うようでしたが、なんだかんだ、フレンドリーな子で、キュラソーの料理もシェアしてくれ、学業に専念できました。ちなみにこちらは、Struisenburgdwarsstraat の通りにある学生向けの寮のようなもので、月324.26Euroでした。

2017年の10月から2018年の7月までこちらに住みました。工事のため1ヶ月早く出なければいけなくなり、6月からはまた家探し。FacebookGroupで見つかり、卒業まで3ヶ月は、Erasmus Universiy RotterdamのF-buidling に住んでいました。この時期は、大学のコースによって、早く終わるところや、夏休みは実家に帰るなどの学生もいるため、比較的スムーズに行きました。私の場合は、卒論はドイツの家で書くという、ドイツ人が住んでいた学生部屋を契約できました。大学内にあるので、安全ではありますが、Bathroomの衛生状態が、壊滅的に悪かったです。

さらに、外出中に、何者かが部屋に侵入する事件が発生。大学のセキュリティに連絡し、ちょっとした問題になりました。部屋にゴミが散乱し、ベッドは移動され、電源プラグは抜かれ、窓も空いている状態でした。セキュリティに連絡する前に、前のテナントに勝手にメンテナンスの人が部屋に入ることがあるか、と質問したのですがそれはなしと。結果大学のメンテナンスだったようですが、メールで事務の人へ抗議し、一悶着ありました。ま、こんな思い出もありましたが、無事大学院卒業まで、住宅を確保できました。以下に私が使用した、家探しサイトおよび、周りの留学生が利用していたサイトを載せておきます。この記事が、家探しの参考になれば幸いです。